オソルベシ イボ
ほぼ一ヶ月ぶりですー。
実は、6月にモモとアトムが手術をしました。
今週になってようやくひと段落です。たぶん。
で、何の手術かというと、、、
モモは"イボ切除"。
"イボ"といっても、最終的にはまるで肉肉しいアワビみたいな巨大な腫瘍になっていました。
直径7cmぐらいに成長し、化膿し、そこから放たれる臭いは耐え難いものでした。
"イボ"を甘く見てはいけません・・・。
グロいです。 すごでしょ。すみません
最初に病院で診てもらった時(5月30日)は、少し成長していて3cmぐらいでした。
診断は「本来ならば手術して切除したいところだが、高齢なので全身麻酔は厳しい。」
という事でした、それは私も同感だったので
手術は避け塗り薬で対応していくことにしました。
でも、、、
薬をしても、してもイボはどんどん成長してしまって、、、
2週間後にはどうすることもできない程の大きさになってしまったのでした。
グチュグチュで、臭いもひどく切除する以外にゴールはないと私たちにも分りました。
別の病院に行き、診てもらいました(6月14日)。
先生の口から最初に出てきた言葉は
「モモちゃんも大変ですが、ご家族が大変でしたねぇ」 と私たちへの労いの言葉でした。
思わず泣きそうになってしまいました。
先生の診断は、
「もちろん高齢なので全身麻酔での手術のリスクはあるけれど、切除以外問題は解決しません。モモちゃんの状態を見ると元気ですし、きっと大丈夫です。
血液検査の結果次第ですが、切除しましょう!大丈夫です!」
とはっきりとおっしゃってくださいました。
血液検査の結果は良好で、1週間後(6月22日)に切除して頂きました。
途中、不整脈が出て危険もあったそうですが無事、モモは元気に生還してくれました。
先生には本当に感謝、感謝です。
毎日、毎日、成長して膿を出して悪臭を放つデキモノを綺麗に拭いて
フキンで覆って包帯を巻いて、、、、
でも場所が場所なだけにモモが頭をブルンブルンと振ってしまうと、
ズレてしまってやり直し。 何度かやってようやく成功するという具合でした。
2週間朝晩その作業を30分から1時間かけて行っていました。
モモは悪くないし、ただでさえ高齢で体も自由にならないのに、、
ごめんね。モモ、、。ごめんね。。こんなにさせちゃって、、ごめんね。
と、ただただモモに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
だから全然苦じゃなかったです。
ただ臭いには負けてました(^ ^;)(苦笑)
もうひとつ右脇腹にイボがあります。
本当は手術の時に一緒に切除する予定でしたが
不整脈が出てしまったため手術は大物の切除のみで終了、
その右脇腹のイボ切除は諦めました。
まだ小さいため別の方法で取り除く事にしました。
液体窒素で焼いてしまう方法です。
今週始めに、焼いてきました。 ただ、もう一回くらい焼かないと無くならなそうです。
10日間ほど様子を見ていくことになりました。
とにかく大物がなくなったことで本当に快適な生活が戻りました。
本当に、本当に良かったです(涙)
たぶんモモはだいぶ痴呆が進んでいます。
私のことも昔の思い出も忘れてしまっているように思います。
耳は何年か前から聞こえていません。
手を伸ばすと噛みつこうとする時もあります。
嬉しそうに尻尾を振ることもありません。
最後に吠えたのは何時かしら。
あんなにおしゃべりなモモの声を聞かなくなって久しいです。
一日のほとんどを寝て過ごしています。
排泄もほとんどオムツにしています。
だけど、オムツにするのは嫌なのでしょうか、
昔なら、「オシッコー、オシッコー」と吠えて知らせてくれましたが、
今は元気のいい時は一生懸命起き上がり、吠えずにじっと立っています。
だけど、起き上がれなくてバタンと倒れてそのままの時がほとんどです。
モモは我家で初めての大型犬です。
大型犬の老犬の世話をするのは初めてです。
今はまだ何とか自力で立ち上がったり、歩いたり、段差も飛び降りれたりします。
(抱っこしてお外に出してあげることも多いです)
食欲も旺盛でとても元気です。
ただ時々転んで立ち上がれなくてバタバタして必死に立ち上がろうとして、、
そんなモモを見るととても切ないです。
どんどん老いは進行していくことでしょう。
強く当たり前の気持ちで対応していかないといけません。
介護疲れで体調を崩してしまう方も多いと聞きます。
幸い、変な話ですがモモの世話をすることが今の私のストレス解消になっています(笑)
♡momo♡
ボクぁ
元気ダァ
ンガー
アトムの事は次回~
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コメント
>>Taco社長 さま
その後のモモはとてもスッキリして元気ですー。
介護はまだまだ続くけれどそれも幸せです。
モモとの時間を大事に過ごしていきたいです。
良い先生に出会えました。
もちろん、かかりつけの先生も腕の良い
素晴らしい先生なのです。
でも、時には別の病院に行く事も必要ですね。
投稿: ソル姉 | 2009-07-26 01時21分
モモちゃん、大変でしたね。
モモちゃんは、呆けてしまっているようでいて、きっとソル姉に感謝しているはずです。
ソル姉、お疲れ様でした。
でも、まだまだ介護生活が続きますね。
ところで、医師の決断力って本当に大切ですね。
いい医者に出会えてよかったです。
へぼ医者だと、「どうしますか?」なんて逆にこちらに聞いてくるのもいますから...
投稿: Taco社長 | 2009-07-24 13時23分
>>クマハチ さま
ありがとうございます♪
麻酔って怖いですよね
本当に強く"信じる"しかないですね。
どうやらジャイロ君も元気に復活したみたいですね~
ほんとに良かったですねー おめでとうございます。
でも、夏前でよかったですね
暑いのにギブスはかわいそうですもんねー
涼しくなったらソルと走ってね~
投稿: ソル姉 | 2009-07-20 23時32分
モモちゃん大変でしたね
麻酔の不安はよくわかります
我が家も実家のエルの腫瘍のことで、手術をずいぶん悩みました
それでもうまくいって本当に良かったです
良い先生との巡り合いも大事ですね
ソル姉も本当にお疲れ様でした
でも元気なソル姉の文章を読んでるとホッとします
投稿: クマハチ | 2009-07-18 23時11分
>>ティアラ家ママ さま
ティアラちゃんの事を思い出させちゃいましたねぇ
ママさんも本当にお疲れ様でした。
パパさんがおっしゃっていましたが
ホント愛おしさが強いから介護も苦じゃないですね♪
手術する前に、モモは生命力が強いから
絶対大丈夫だっ!って思ってました。
これからもモモとの時間を多いに楽しみたいと思います!
投稿: ソル姉 | 2009-07-18 23時00分
>>ティアラ家パパ さま
大型犬の介護は大変ですね
でも、ほんと愛しさが強いから
ちっとも苦じゃないです♪♪♪
ソル姉は幸せですー アハハ
投稿: ソル姉 | 2009-07-18 22時50分
>>NEE-Z さま
アワビみたいな画像出しちゃってすみません(汗)
そっか、モモは表現する方法を忘れちゃったのか♪
じ~~と私を見つめるのは思い出そうとしてるんだね♪
ソルさんはとても元気す~
クールメッシュ大活躍ですよー
つか、そればっかり着てますよ(爆)
でもね、防虫加工のタンクトップとどっち着せようか迷う事もあるんですよね~ 田舎なもんで蚊が多くて ヘヘ
投稿: ソル姉 | 2009-07-18 22時47分
モモちゃんも大変だったけど、ソル姉も介護が大変だったね!
何だか、ティアラを介護してた時と重なって、ソル姉の気持ちが痛いほど分ります。
大型犬の老犬は腫瘍もできやすくて命取りになる事が多いけど、モモちゃんは、生命力がありますね~
ボケて耳が聞こえなくても元気でいてくれる事が一番だもんね!
ティアラみたいに悪性の腫瘍じゃなくて良かったわ!死のカウントダウンは本当に辛いからね~
老犬の一日一日は、ホントに貴重で大切な時間だ空、モモちゃんとの時間を大事に楽しんでくださいね~^^
で、アトムも手術だったんだね!
投稿: ティアラ家ママ | 2009-07-17 19時27分
大型犬の介護は大変ですねぇ。
とは言っても長年連れ添った愛おしさの方が強い!
我が家と同じ多頭飼いで大変でしょうが頑張れソル姉☆
投稿: ティアラ家パパ | 2009-07-16 18時00分
モモちゃん、アトムくん、ソル姉、おつかれさまでした!
手術、無事にすんでよかったですぅ。
・・・ホントにアワビみたいだ。
モモちゃん、今までの楽しかったことやソル姉のこと
忘れたワケじゃないんです。
それを表現する方法を、ちょこっと忘れてるだけ。
大切に、大切に、心の中にしまってるんだよね、モモちゃん♪
梅雨明けして、ますます暑くなるので
ソル姉も、ご家族のみなさまも、どうぞご自愛くださいね。
ソルさんの元気な顔が見れてヨカッタでーす♪
投稿: NEE-Z | 2009-07-16 00時47分